- お知らせ -

※※※ 2020年の甘夏、しらぬい販売は終了しました ※※※
今季の甘夏、しらぬいにつきましては、2021年1月より販売をご案内予定です。今しばらくお待ちください。

※ご注文はお電話・ファックス・ハガキ・メール等により承ります。詳しくは「ご注文の手引き」よりご確認ください。
※例年1月にきばるから企画ご案内(DM)を発送しています。私たちの気持ちなど、販売に当たってもう少し深く書いていますので、読みたい!という方がおられましたら本ウェブサイトのお問合せフォーム等よりその旨をお伝えください。


- 甘夏みかん -

甘夏商品画像

美味しい酸味。

夏みかんの枝代わりから生まれたのが甘夏(あまなつ)です。その名の通り、夏みかんよりも甘く食べやすいみかんですが、適度な酸味や料理への使い勝手のよさなど、夏みかんの魅力もそのまま残しています。生食はもちろんのこと、果汁はジュースにして飲んだり各種料理、お菓子の材料に。また果皮はマーマレードやピールに最適で、入浴剤の代わりとしても使えます。種や内袋から漉し出したペクチンはマーマレードを作る際にも使えますし、ホワイトリカーなどに浸しておくことで化粧水がわりとして用いることもできます。これが「甘夏は捨てるところがない」と言われるゆえんです。
出荷はじめは酸っぱく、3月を過ぎるとだんだん酸が抜け、まろやかな味になってゆきます。時期ごとに味の変化を楽しめるのも、甘夏の特長のひとつです。

<販売の規格>

  • 内容量:10キロ箱入り
  • 球形:9センチ以上
  • 詰め方:大中小混合
  • 本体価格:2,300円(税込) ※別途配送料がかかります
  • 出荷期間:2月初旬 ~ 4月中旬

 箱詰めの自主基準について
 栽培の自主基準について
 ご注文方法等について


しらぬい

しらぬい商品画像

剥きやすく、食べやすく、濃厚。

ポンカンと清見(温州とオレンジのかけ合わせで、味のよいみかんとして長年評判を確立しています)を親にもつのが、このしらぬい。香りと甘みが強く、人気のみかんです。一般市場ではJA(農協)のセンサーによる選果で酸度、糖度ともに合格したものが「デコポン」という商標名で販売されています。こちらはセンサーを通していないので味に多少のバラつきがあり、「しらぬい」という品種名で販売します。
スーパーに並んでいるデコポンとは別の味と思っていただいた方がよいのですが、しらぬいはしらぬいで、お茶の間をにぎわせるに足るだけの濃厚な味を持っていると認識しています。皮はむきやすく、小袋(じょうのう)ごと食べられるのがうれしいみかんです。

<販売の規格>

  • 内容量:6キロ箱入り
  • 球形:7.5センチ以上
  • 詰め方:大中小混合
  • 本体価格:3,100円(税込) ※別途配送料がかかります
  • 出荷期間:2月上旬 ~ 2月末

 箱詰めの自主基準について
 栽培の自主基準について
 ご注文方法等について


きばるの出荷・箱詰め基準について

きばるでは、以下の取り決めを生産者全員で守って出荷にあたっています。出荷規格、特に皮の外観については一般のスーパーなどに出回っているものと異なりますので、ご購入の際にはこちらをご一読ください。

◎生産者が各自で箱詰めしています

生産者が各自、責任を持って箱詰めしています。箱の中には生産者の名前が刻印されたチラシが入ります。各生産者の写真とともに保存方法なども掲載していますので、ご覧ください。

◎大小混合です

大きさの基準は、甘夏が直径(横幅)9cm以上、しらぬいは7.5cm以上です。大小混合で箱詰めをしています。大きいものも小さいものも、みかんはみかん。それぞれの個性を味わっていただければ生産者もみかんもうれしい、という想いでこのようにさせてもらっています。ちなみに大きいものは酸抜けがよくさっぱりとした味わい、小さいものは酸味が強く濃厚でジューシーという、若干の傾向があるようです。

甘夏箱詰め写真
▲甘夏の箱詰め写真です。
しらぬい箱詰め写真
▲しらぬいの箱詰め写真です。しらぬいはポリ袋を一個ずつに被せています。

◎外皮の基準を決めています

農薬散布を減らしているから、というのは言い訳になりませんが、それでもやはりきばるのみかんは、慣行の基準下で栽培されたみかんより見た目が悪くなります。
ただ、見た目がいいか悪いかということと、それが食品として使えるかどうかということは、別の問題であると私たちは考えています。もちろん、見た目がよいに越したことはありません。特に贈り物に用いる場合などは、そうです。私たちも、できることなら無農薬できれいな皮の甘夏を育てたい。しかしその理想に対して道半ばの現在、一般市場の基準で選果をすれば出荷するみかんが激減してしまいます。規格外にされたみかんも、「納得いかない」と発言するかもしれません。
私たちは、たとえば甘夏について「マーマレード用の皮に使えるかどうか」を一つの目安にしています。黒点が多少ついていても刻んでしまえば目立ちませんし、食味もほとんど問題ありません。カイヨウは食感がボソボソするので、包丁の尻でくり抜きながら加工します。なのであまりカイヨウが多いものは規格内にできませんが、一定程度の被害果は規格内としています。スス病は拭き取ってしまえば問題ないので、選果の際に生産者が拭き取ります。腐れにつながる傷がついているもの、サビダニなどの被害がひどい場合は、規格から外します。という具合に、選果の基準を毎年の「目合わせ会」で、生産者全員で卓を囲み話し合いながら決めています。
そうやって基準を定め、選果、箱詰めをして出荷するみかんは、私たちの現時点での「精一杯」です。これを食べていただくことで、生産者がその年を生き延び、反省をもとに「じゃあ次はどういう手を打とうか」と思索し実践することが可能になります。消費者と生産者が二人三脚で日本の農業を支えていくというのは、一つにはそういうことを指すのだろうと私たちは思っていますし、事実その営みによってきばるは長い間甘夏をつくり続けることができました。

話が長くなりましたが、以上のことをご理解いただきました上で、お付き合いいただけますならば幸いです。

※腐敗や傷みが多かったり、外観があまりにもひどい、玉が小さすぎるなどのものが入っていた場合、恐れ入りますがご入金前にきばる事務局までご連絡をいただけると助かります。できればみかんの状態がわかるような写真、そして届いたみかんの生産者名もお教えください。皆様からの情報をもとに、品質の改善に努めてまいります。
※しらぬいは輸送中の同士腐れを防ぐため、やむを得ず一個ずつポリ袋を被せています。逆に蒸れるのではないか、石油由来資源の無駄遣いではないか、といったご意見も承っておりますが、現時点では代案が浮かびません。引き続き検討してまいりますが、ヒントになるような情報があればぜひ事務局までご連絡ください。

代表的な被害果の「ギリギリ規格内」の写真を下に示しています。このようなものも入る可能性があることを、あらかじめご了承ください。もちろん、このようなものばかりが入るわけではなく、外観の良いものと合わせてバランスよく箱詰めを行うよう、取り決めをしています。

黒点病の被害果

枯れ枝に住み着いている菌が雨で流れて果皮に付着すると、黒点病の被害が起こります。黒点病は全体的にゴマ粒様に広がる被害と、局所的に濃いシミを残す被害(流れ黒点と呼んでいます)に大別されます。皮をむけば中身に影響はなく、局所的な濃いシミの部分を除けば皮もマーマレードなどにお使いいただけますので、写真程度のものまでは規格内としています。

しらぬい外観の基準
▲しらぬいの黒点病被害です。
甘夏黒点病①
▲甘夏の黒点病被害。黒い点々が果皮についています。
流れ黒点
▲流れ黒点の例。指一本分くらいの長さでシミが付きます。

カイヨウ病の被害果

果皮の気孔や傷の入っている部分から細菌が入り込んで起こる被害です。コルク状の斑点となってあらわれ、中身に問題のあるものはほとんどないのですが、果皮の食味はあまりよくありません。以下のようなものまで規格内としていますが、皮を使われる際は斑点の部分をくり抜いてお使いください。なお、しらぬいにはどういうわけかあまりカイヨウ病が発生しません。

甘夏カイヨウ病①
▲全体的にまばらに広がっている被害については、この程度のものまで規格内としています。
甘夏カイヨウ病②
▲局所的に集中している被害です。この程度のものまで規格内としますが、果皮のほかの部分に被害が広がっていないことを前提とします。

きばるの栽培に関する取り決め

◎農薬散布について

防除にあたってはまず、化学合成農薬をできるだけ使わない栽培努力を前提とします。その上で、気候の変動も激しい昨今、状況を見ながら「収穫後から8月31日までの間に最高5回(二つの農薬成分を混合した場合は2回と数える)」を限度として、以下の化学合成農薬散布を認めています。これはきばるの自主基準です。生産者には毎年、防除履歴を提出してもらい、事務局で管理します。万一基準から外れる栽培を行っていた場合、残念ながらその生産者のみかんはその年出荷停止となります。
また化学合成農薬に代わるものとして(広義の農薬という概念には当てはまりますが)木酢、玄米酢、液体せっけん、にがり、えひめAI、JADAMオイルの使用については、その期間・回数に制限を設けていません。

農薬名 用途
ハーベストオイル 越冬害虫・ハダニ・カイガラムシの防除
ICボルドー、コサイドボルドー カイヨウ病の防除
キノンドー80、ストロビードライフロアブル 黒点病の防除
イオウフロアブル、ファインセーブフロアブル サビダニの防除

その年の生産者別化学合成農薬散布履歴を、以下より公開していますのでご参照ください。

 2020年の農薬散布履歴一覧

◎除草剤の使用、出荷前の防腐剤・ヘタ落ち防止剤散布をしません

除草にあたっては除草剤を使用せず、草刈り機を用います。また根元の部分は刃や紐が当たると傷付くため、極力、手で刈り取るようにしています。
収穫後から出荷までの品質を保持するための防腐剤・ヘタ落ち防止剤については、これを散布しません。

◎ワックスがけによるツヤ出しを行いません

出荷前にワックスを用いて磨き上げることをしていません。外皮に付着しているススなどは見つけたら拭って箱に入れるようにしていますが、拭き残りがあったら食べる前に水で軽く洗ってやってください。

◎施肥について

きばるの指定する、有機物100%配合の肥料を施肥します。また生産者各々が園の状況を見ながら堆肥等を撒き、作物の土台となる土づくりに努めています。