※2017年のきばる甘夏・しらぬいのご注文受付は終了となりました。

ご購入を検討される方は、こちらもお読みください。

箱詰めの規格

箱詰め・出荷に際しての自主基準を設け、各生産者が責任を持って箱詰めに取り組んでいます。

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栽培基準・履歴

栽培に関しての自主基準を設けています。また各生産者の農薬使用履歴を毎年公開しています。

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甘夏みかん

– amanatsu –

甘夏商品画像

美味しい酸味。

夏みかんの枝代わりから生まれたのが甘夏(あまなつ)です。その名の通り、夏みかんよりも甘く食べやすいみかんですが、適度な酸味や料理への使い勝手のよさなど、夏みかんの魅力もそのまま残しています。生食はもちろんのこと、果汁はジュースにして飲んだり各種料理、お菓子の材料に。また果皮はマーマレードやピールに最適で、入浴剤の代わりとしても使えます。種や内袋から漉し出したペクチンはマーマレードを作る際にも使えますし、ホワイトリカーなどに浸しておくことで化粧水がわりとして用いることもできます。これが「甘夏は捨てるところがない」と言われるゆえんです。
出荷はじめは酸っぱく、3月を過ぎるとだんだん酸が抜け、まろやかな味になってゆきます。時期ごとに味の変化を楽しめるのも、甘夏の特長のひとつです。

<販売の規格>

  • 内容量:10キロ箱入り
  • 球形:8.8センチ以上
  • 詰め方:大中小混合
  • 本体価格:2,300円(税込) ※別途送料がかかります
  • 出荷期間:2月上旬 ~ 4月初旬

しらぬい

– shiranui –

しらぬい商品画像

剥きやすく、食べやすく、濃厚。

ポンカンと清見(温州とオレンジのかけ合わせで、味のよいみかんとして長年評判を確立しています)を親にもつのが、このしらぬい。香りと甘みが強く、人気のみかんです。一般市場ではJA(農協)のセンサーによる選果で酸度、糖度ともに合格したものが「デコポン」という商標名で販売されています。こちらはセンサーを通していないので味に多少のバラつきがあり、「しらぬい」という品種名で販売します。
スーパーに並んでいるデコポンとは別の味と思っていただいた方がよいのですが、しらぬいはしらぬいで、お茶の間をにぎわせるに足るだけの濃厚な味を持っていると認識しています。皮はむきやすく、小袋(じょうのう)ごと食べられるのがうれしいみかんです。ちなみに私は甘夏も袋付きで食べます。

<販売の規格>

  • 内容量:6キロ箱入り
  • 球形:7.5センチ以上
  • 詰め方:大中小混合
  • 本体価格:3,100円(税込) ※別途送料がかかります
  • 出荷期間:2月上旬 ~ 2月下旬

きばるの出荷・箱詰め基準について

きばるでは、以下の取り決めを生産者全員で守って出荷にあたっています。
出荷規格、特に皮の外観については一般のスーパーなどに出回っているものと異なりますので、ご購入の際にはこちらをご一読いただけると幸いです。

①生産者が各自で箱詰めしています。

生産者が各自、責任を持って箱詰めしています。箱の中には生産者の名前が刻印されたチラシが入ります。各生産者の写真とともに保存方法なども掲載していますので、どうぞご覧ください。

万一腐れや傷みなどのあるみかんが入っていた場合、恐れ入りますがご入金前に事務局までご連絡をいただければ幸いです。できればみかんの状態がわかるような写真、そして届いたみかんの生産者名も教えていただけますと助かります。皆様からの情報をもとに、品質の改善に努めてまいります。
しらぬいについては、輸送中の同士腐れを防ぐため、やむを得ず個別にポリ袋で包んでいます。逆に蒸れるのではないか、石油由来資源の無駄遣いではないか、といったご意見も承っておりますが、現時点では妙案が浮かびません。引き続き代替案を検討してまいりますが、ヒントになるような情報があればぜひ事務局までご連絡ください。

②大中小混合で箱詰めします。

箱詰めに際して甘夏は直径が8.8センチ以上、しらぬいは7.5センチ以上という下限を設けていますが、それ以上については大中小を混合して詰めています。大きいみかんは酸抜けがよくさっぱりしていて食べやすい、小さいみかんは酸味が強いが濃厚でジューシー、などという特長は大きさごとにあったりもするのですが、大きいものも小さいものも、みかんはみかん。それぞれの個性を味わっていただければ生産者もみかんもうれしい、という想いでこのようにさせてもらっています。

球形の下限を明らかに下回るようなみかんが入っていた場合は事務局までご連絡ください。それは箱詰めの際の不注意によって起こります。ご連絡をもとに、改善に努めてまいります。

甘夏箱詰め写真
甘夏の箱詰め。10キロ箱入りで球形9センチ以上。
しらぬい箱詰め写真
しらぬいの箱詰め。6キロ入りで球形7.5センチ以上。

③外皮の基準を決めています。

農薬散布を減らしているから、というのは言い訳になりませんが、それでもやはりきばるのみかんは、慣行の基準にのっとって栽培されたみかんより見た目が悪くなります。
ただ、見た目がいいか悪いかということと、それが食品として使えるかどうかということは、別の問題であると私たちは考えています。もちろん見た目がきれいであるのに越したことはありません(特に贈り物に用いる場合など)。私たちの理想とするところも、無農薬栽培でなおかつきれいな皮を保つことです。しかしその理想に対して道半ばの現在、一般市場の選別基準にもとづいて仕分けをしてしまっては、正直申し上げてしまうと私たちのところでは出荷するみかんがなくなってしまいます。そしてその流れの中で規格外とされたみかんの大半はおそらく、自分が規格外とされたことに到底納得しないでしょう。
私たちは、甘夏に関していえばたとえば「マーマレード用の皮に使えるかどうか」を一つの目安にしています。黒点が多少ついていても、刻んでしまえば目立ちませんし、食味にも問題ありません。カイヨウは食味に問題があるので、包丁の尻でくり抜きながら加工します。したがってあまりカイヨウが多いものは規格内にはできません。スス病は拭き取ってしまえば問題ないので、選果の際に拭き取ります。腐れにつながる傷の見て取れるもの、それにサビダニ被害果などはもちろん規格外としなければなりません。ヘタの取れてしまったものは傷みやすいので、箱詰め時には除くように努めます(それでも運送時にヘタ落ちしてしまう可能性は否めません)。

外皮の基準を決める「目合わせ会」を、毎年出荷前に生産者全員で行います。

そうやって選果・箱詰めをして皆さまの手元にお届けしたものは、決して妥協の産物ではありません。私たちの、現時点での精一杯です。その精一杯を召し上がっていただくことは、私たちの無農薬栽培への道のりを一歩進めることに直結します。生産者が生き延び、今年の反省をもとにじゃあ来年はどういう手を打とうか、思索し実行する猶予を与えてくれます。消費者と生産者(また販売者)が二人三脚で日本の農業を支えていくというのは、一つにはそういうことを指すのだろうと私たちは思っていますし、事実その営みによってきばるは長い間甘夏をつくり続けることができたのです。
とはいえ、「これはあまりにも……」というものを入れてしまったこともあります。そういう「どうにも使いようのない」みかんがお手元に届いてしまったら(腐敗果などはその最たる例ですが)、まずは事務局へご一報ください。生産者と情報共有しながら改善に努めてまいります。一般市場と比べて品質が高いか低いかは別にして、生産者AとBの間で箱詰めの質に大きな差の出ないことが、生産者団体を組む際の要です。どうぞよろしくお願いします。
※代表的な被害果の「ギリギリ規格内」の写真を下に示しています。このようなものも入る可能性があることを、あらかじめご了承ください。もちろん、このようなものばかりが入るわけではなく、外観の良いものと合わせてバランスよく箱詰めを行うよう、取り決めをしています。

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黒点病の被害果

枯れ枝に住み着いている菌が雨で流れて果皮に付着すると、黒点病の被害が起こります。黒点病は全体的にゴマ粒様に広がる被害と、局所的に濃いシミを残す被害(流れ黒点と呼んでいます)に大別されます。皮をむけば中身に影響はなく、局所的な濃いシミの部分を除けば皮もマーマレードなどにお使いいただけますので、写真程度のものまでは規格内としています。

しらぬい外観の基準
しらぬいの黒点病被害です。
甘夏黒点病①
甘夏の黒点病被害。黒い点々が果皮についています。
甘夏黒点病②
甘夏に付着した流れ黒点。見づらいかと思いますが、人差し指くらいの長さで薄いシミがかかっています。

カイヨウ病の被害果

果皮の気孔や傷の入っている部分から細菌が入り込んで起こる被害です。コルク状の斑点となってあらわれ、中身に問題のあるものはほとんどないのですが、果皮の食味はあまりよくありません。以下のようなものまで規格内としていますが、皮を使われる際は斑点の部分をくり抜いてお使いください。なお、しらぬいにはどういうわけかあまりカイヨウ病が発生しません。

甘夏カイヨウ病①
全体的にまばらに広がっている被害については、この程度のものまで規格内としています。
甘夏カイヨウ病②
局所的に集中している被害です。この程度のものまで規格内としますが、果皮のほかの部分に被害が広がっていないことを前提とします。

きばるの栽培に関する取り決め

①農薬の散布を減らす努力をします。

農薬散布にあたっては、「農薬をできるだけ使わずに栽培する努力をする」ことを前提にしています。ただ気候の変動が激しい昨今ですので、状況を見ながら8月31日までに最高5回(二つの農薬成分を混合した場合は2回と数える)を限度として以下の農薬を散布することが可能としています。これはきばるの自主基準です。生産者には毎年、農薬散布のチェックシートを提出してもらい、事務局で管理します。万一基準から外れる栽培を行っていた場合、残念ながらその生産者のみかんはその年出荷停止となります。
また、農薬に代わるものとして(広義の農薬という概念には当てはまりますが)木酢、液体石けん、玄米酢、えひめAIの使用ついては、その期間・回数に制限を設けていません。

 2016年の農薬使用履歴一覧

えひめAI
えひめAIは納豆、ドライイースト、ヨーグルト、砂糖を混ぜ合わせて発酵させた資材です。
農薬名 用途
ハーベストオイル 越冬害虫・ハダニ・カイガラムシの防除
ICボルドー、コサイドボルドー カイヨウ病の防除
キノンドー80、ストロビードライフロアブル 黒点病の防除
イオウフロアブル サビダニの防除

②除草剤の使用、出荷前の防腐剤・ヘタ落ち防止剤散布をしません。

除草にあたっては除草剤を使用せず、草刈機を用います。また根元の部分は機器に当たると傷がつくため、極力手で刈り取るようにしています。
収穫後から出荷までの品質を保持するための防腐剤・ヘタ落ち防止剤については、これを散布しません。

草刈りのようす

③ワックスがけによるツヤ出しを行いません。

ワックスがけについては賛否両論ありますが、必要がないならあまり使わないようにする、というのがきばるの方針です。出荷期間は多少短くなりますが、現在はワックスがけをしない方向でやっています。外皮に付着しているススなどは見つけたら拭って箱に入れるようにしていますが、拭き残りがあったら食べる前に水で軽く洗ってやってください。

スス病被害果の写真
スス病の被害に遭った実。このくらいならば、湿らせた布巾で拭い取ればきれいな果実になります。もちろん拭って果皮の状態を確認してから、箱詰めをします。

④肥料はきばるの指定する、有機物配合100%の肥料を使用します。