みかん山から-2017/7/23

みかん山から2017年7月23日

梅雨が明けました。じっとしていても額に汗がにじむ、そんな真夏の日々です。皆様はいかがお過ごしでしょうか?

今年の梅雨は前半にほとんど雨がなく、「空梅雨かな?」と思っていたところ、九州北部を中心に大変な豪雨災害に見舞われました。幸い水俣では大きな被害はなく、不足が心配されていた雨水も補われたのですが、北部の甚大な被害を見ると素直には喜べません。この豪雨災害が毎年恒例になりませんように、と願いこそすれども、伐採で丸裸になった山を見るたびに「そりゃあ洪水も起きるよなぁ……」と思わざるをえません。

高橋園は、葉に少しカイヨウが出はじめましたが、現在のところ実にはほとんど影響が見られません。これからどれだけ雨が降るか、また台風被害が出るかどうかで、このカイヨウの広がり方は決まります。実の生り方は、今年は全体的にウラ年ということもあり、少なめです。特に梅雨入り前後の雨量が少なかったために、しらぬいは昨年の半分ほどしか生っていません。必然的に出荷量も少なくなると予測しています。甘夏もしらぬいも老木が多いため、昨年の寒害による影響を現在も引きずっているようです。回復にどれだけ時間がかかるか見通しは立ちませんが、極力剪定は控えて、堆肥と肥料をたっぷり与えるようにしています。

 

さて、せっかく梅雨明けしたのだから、ここらでひとつパッと明るいニュースを!

なんと!わたくし高倉は、新たに甘夏としらぬいの圃場を合わせて7反、借りることにしました〜(ぱんぱかぱーん♪)!

甘夏の生産量を増やしたい!ただその一心からです。

ということで、耕作放棄地になりかけていた園地を、ただいま絶賛草刈り中。一人ではとても手が回らないので、普段は事務仕事が中心の兄にも頼み、二人で草を刈っています。

みかん山から2017年7月23日
刈っても刈っても草だらけ。この園がどういうふうに変わっていくか、報告をお待ちください。

刈れども、刈れども終わりが見えない草地獄……。ようやく終わりが見えたと思って振り返ると、最初に刈ったところがすでに青々としていたりして、とても楽しいです(笑)。
人様の園をお借りするというのは、緊張もしますが、なるようになる(ように頑張る以外にない)と思って、わりと気楽にやっています!どうなることやら、先行きはわかりませんが、進捗を少しずつご報告できたらと思います。

そして改植した一年生の苗木たちですが、春芽がほとんどアゲハの幼虫に食べられました。それはもうムシャムシャと音がするような、見事な食いっぷり。農薬を施した苗も、無農薬の苗木と同じように食べられていたので、現在使用しているアクタラはこの幼虫には効果がないことがわかりました。他の生産者に聞くと、「一匹一匹手で潰して、卵も除去している」とのこと。……来年頑張ろう。

このように、春芽の育成はうまくいかなかったのですが、夏芽は順調に伸びていて、もう少しで固まりそうです(緑色が濃くなって、芽として定着します)。この芽を紐でくくって、さらに長く長く伸ばしていく。そして次は秋芽を待ちます!

みかん山から2017年7月23日
ひもでしばって仕立てた苗木。

 

こうやって芽を追っかけているうちに、季節がどんどん変わっていくのですね……としみじみする暇もなく日々は過ぎゆき、さあこれからはお待ちかねの「台風シーズン」がやってきます。昨年はほとんど台風の影響がなくて助かりました。今年も被害が少なくて済みますように。

こればっかりは、祈るほかありません。