みかん山から―2016/12/19

みかん山から20161219
玄米酢を散布中の高橋さん。カッパが破けてビショビショに濡れています。

日に日に寒さが増し、場所によっては氷点下を下回るような日も出てきました。冬真っ盛りですね。
みなさま、風邪など召されておられませんか?

甘夏の樹は寒さにも負けズ、むしろ冷え込みが強くなるほど、実の色付きも良くなっています。例年は色が付きはじめると黒点病による被害も明らかになってくるのですが、今年は現在までのところ、全体的に黒点病の被害果が少なく、おおむね順調といったところです。
カイヨウによる被害は一部の園で見られているので、玄米酢を散布するなどして対策を取っています。また、しらぬいにはつや出しや果皮の硬化が期待される「塩田にがり(海水)」を散布している園もあります。

病虫害の影響も少なく、心配されていた昨季1月の寒(かん)による影響も、甘夏に関してはさほど見られないようだ……とホッとしたのもつかの間。
最近は、イタチや猪による被害が目につくようになりました。
甘夏の実が食べられることはあまりないのですが、樹の根元を掘って虫を食べたり、園の中を走り回って(?)石垣を壊したりと、彼らが来た翌日の園は土がひっくり返され、あちこちがでこぼこになっています。

みかん山から20161219
園に転がる石垣の石たち。見た目よりもずっと重いのです。
みかん山から20161219
猪たちが掘り返した跡。これによって根に適度な刺激が与えられて良い、とおっしゃる生産者もいますが、果たして真偽のほどやいかに。

石垣の石を積み直しては崩され、また積んでは崩される。これを繰り返すさまは、まさにイタチごっこ
毎年同じことを繰り返すのはウンザリだ!と、今年は一念発起して、モノレールの邪魔になるような石を、園から外へ運び出す作業をしました。(といってもほとんど師匠の高橋さんがやってくださいました……ありがとうございます!)
これで少しはマシに……と思ったところが、どっこいです。石があろうとなかろうと、彼らは縦横無尽に園を走り回っているようです。

食べものがなくて苦労しているんだろうね……と、穏やかな気持ちでこれを見れるようになる日は、まだまだ遠そうです。みかん園で遊ぶなーーーーー!!!!!